勝間和代さんの人生戦略マニュアルという翻訳本がオススメな理由

10年ほど前に経済評論家の勝間和代さんが大ブレイクした時期があった。勝間さんが出す本すべてがベスト

セラーとなり、カツマーと呼ばれて影響を受けた人たちも多かった。その頃にフィリップマグローの『史上最強の人生戦略マニュアル』という本を勝間さんが翻訳したが、日本でベストセラーとなった。フィリップマグローは心理学者でもあり、法廷訴訟を専門としたコンサルティング会社の共同経営者でもある。こんな彼が20年にも渡る人生戦略を研究するキャリアの中で書いた本を上記タイトルだ。大学院時代のmixiブログを見れば、この本を複数回読み、大きな影響を受けた。今回は上記の本について語ります。

 

この本には、人は誰でも…で始まる人の共通原則が10個ほど書かれている。僕が留学していた当時に鮮明に覚えていた箇所は、『人は誰でも自分が興味を持つエリアの中で相手に興味を持つ。』というくだりだ。逆に言うと、人には誰でも興味を持てないエリアがあるということ。

 

この本のもう一つ重要なメッセージとしては、仮に理不尽な状況に置かれたとしても、自分が正しいと願っているだけでは何も解決しないということ。現実に立ち向かい、状況を解決しようと行動することでしか、打開策が無かった。この一例として、オペラウィンフリーが牧畜業者から訴訟されたストーリーを描いている。

 

留学していた前は、この本を4~5回読んだ。そういった意味でも大きく影響を受けた本の一つ。この本を読んでから、自分の人生に起こる出来事には、自分自身に責任があるという考え方が持てるようになった。だからこそ、以前ほど自分に起こる出来事が理不尽だとも、コントロール出来ないことだとも考えなくなった。そんな意味で本当にオススメの本。また読んでみたい。

 

史上最強の人生戦略マニュアル

史上最強の人生戦略マニュアル